「世界禁煙デー」
2024.05.30
毎年5月31日を「世界禁煙デー」と世界保健機構(WHO)が定め、喫煙しないことが一般的な社会習慣となることを目指して様々な活動を行っています。また日本でも世界禁煙デーからの1週間(5月31日~6月6日)を厚生労働省が「禁煙週間」として、啓発活動を行っています。
喫煙は、がんや循環器疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を含む呼吸器疾患、糖尿病、歯周病など多くの病気のリスクとなります。たばこの煙にはニコチンやタールはもちろん、多くの有害化学物質が含まれ、喫煙者だけではなく周囲の人々の健康にも悪影響を及ぼします。
受動喫煙によって、がん、とくに肺がん、虚血性心疾患、脳卒中が2~8割増えると言われています。
命にかかわる重大な病気の原因から自分の為、周りの人の為に健康を守る取り組みが広まることを願います。
ぎょうとく内科・内視鏡クリニック 院長 行徳 芳則