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インフルエンザは、どう防ぐ?

 

こんにちは!

おしゃべりな男性のイラスト

 

今回はインフルエンザについて気になることをまとめました!

 

 

インフルエンザワクチンを接種してもインフルエンザになってしまう理由とは?

ワクチンを接種してもインフルエンザにはかかってしまいます!

理由は、ワクチンは「感染」を完全に抑える働きはありません!

 

ウイルスが体の中で増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。

この状態を「発病」といいます。インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、高い発病予防効果を期待することはできません。

ですので、感染後に発病する可能性を低減させる効果があります。

そのため、ワクチン接種と予防対策を同時にする必要があります!

 

 

インフルエンザワクチンを接種した方がいい理由とは?        

「ワクチンは、インフルエンザにかからないというものではありません」

多くの方は、感染して1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、

入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。

重症化を防ぐために、インフルエンザワクチンの接種を推奨しています。

 

 

なぜ毎年接種する必要があるのか

インフルエンザウイルスは変化の早いウイルスであり、

毎年流行するであろうウイルスの型を予想してインフルエンザワクチンを製造しています。

したがって、昨年インフルエンザワクチンの接種を受けた方であっても、

今年のインフルエンザワクチンの接種を検討していただく方がいいと考えられています。

 

 

いつごろワクチンを接種した方がいいのか

例年、11月下旬から12月にかけて流行が始まります。2月まではピークを迎えます。

12月末までに接種を完了すると良いとされています。

 

 

インフルエンザに罹ってしまったが、ワクチンを打った方がいいのか

厚生労働省には、「一般に、インフルエンザに自然感染した場合は免疫抗体を獲得し、  そのため、 病気 の進行(発症)を軽減することは可能と考えられる。明らかにインフルエンザに罹患した者は、同シーズンにおいては、同株のワクチンを接種する必要性は乏しいと考えられる。」と記載されています。

 

流行期に罹患したとしても同期のインフルエンザと同じ種類の株である可能性が高いため、

接種の必要性は低いと言われています。

 

 

 

インフルエンザとは?

インフルエンザは、通常A型もしくはB型のインフルエンザウイルスに感染することでおこります。感染力は非常に強く、日本ではすくなくとも1シーズンに数百万人が感染し、医療機関を受診しています。

主な感染経路は感染者の咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。

 

 

インフルエンザの症状

38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が急速に現れます

普通の風邪と同じように、喉のいたみ、鼻水、咳なども現れます。

お子様やご高齢の方や免疫力が低下している方は稀に肺炎を伴うなど重症になることがあります。

寒気・悪寒のイラスト

 

 

インフルエンザの検査は?

コロナウイルスもわかる迅速抗原検出キットを用います。

この検査キットでは、鼻に綿棒を入れて粘膜を採取して検査を行います。

なぜ鼻から検体を採取するのかというと、インフルエンザウイルスが鼻から咽頭にかけての上気道の粘膜に付着するためウイルスが最も検出されやすくなっています。

インフルエンザの検査のイラスト

 

 

インフルエンザにかかると重症化しやすいひとは?

高齢者、幼児、妊婦、持病のある方(糖尿病・慢性心疾患・喘息・慢性呼吸器疾患)

 

 

インフルエンザを予防するためにはどうすればいいのか?

  • 1.流行前のワクチン接種をしましょう
  • 2.外出後には手洗いと手指消毒をしましょう(インフルエンザはアルコールによる消毒の効果があります)
  • 3.適度な室温と湿度を保持しましょう
  • (空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下し、罹りやすくなります。湿度50~60%を保ちましょう)
  • 4.十分な休息とバランスの取れた栄養を摂取しましょう
  • 5.人混みや繁華街への外出を控えましょう(ご高齢の方、基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方)
  • 6.室内ではこまめに換気をしましょう

 

 

 

今年は花粉症も早めにピークを迎えるそうです。

インフルエンザの予防対策頑張りましょう!!

担当は看護師 Nでした。

 

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