ご来院の際は事前にWEBにて予約・問診の入力にご協力をお願いします。
ご不明な点はお電話にてお問い合わせください。
大腸がん検診について
早期の段階では症状がほとんど出ない大腸がん。死亡数は、肺がんに次いで2位となっており、女性で最も死亡数が多いがんがこの「大腸がん」です。食事の欧米化の影響によりその数は増加傾向にあり、今後も増加すると予想されます。しかし、早期に発見して治療を行えばほぼ治癒が可能ながんであり、定期的な検診による「早期発見・早期治療」が重要です。
対象者
40歳以上の台東区民の方
費用
無料
受診期間
各年度5月1日から翌年3月31日まで
健診内容
- 問診と、便潜血検査2日法(2日にわたって便を採取する方法)
便潜血検査を後日行っていただきます。便キットをお渡しいたします。
持ち物
保険証かマイナンバーカードをお持ちください。
★受診票は台東区から送付していません。ご予約時か受付時に「台東区の大腸がん検診を受診希望」とお伝えください。
台東区総合検診も同時受診可能です
- 対象者:40歳以上で台東区国民健康保険、後期高齢者医療保険制度加入の方
陽性の場合は、
大腸カメラ検査へ
陽性の方は、保険診療にて大腸カメラ検査をお受けいただきます。
陽性の方は
当院までお越しください
- 持ち物:陽性と書かれた書類をお持ちください。
便潜血検査が陽性の場合、大腸がんや大腸ポリープが原因による出血かどうかの確認のため、大腸カメラ検査による精密検査が必要になります。当院では鎮静剤を使用した、苦痛の少ない大腸カメラ検査を実施しています。
精密検査不要の方へ
精査不要と判定された場合でも注意が必要です。
便潜血検査は、あくまでも便に血がまざっているかどうかの検査ですので、万能な検査ではありません。進行がんであっても80%程度、早期がんでは40%程度の検出率です。つまり、便潜血検査だけでは毎年うけたとしても、2割の進行がん、6割の早期がんは見つけられず放置してしまうことになります。
大腸カメラ検査を数年間していない場合、特に一度も検査したことがない方は、大腸カメラ検査をお勧めします。
予約方法について
「お電話」または、ホームページの「大腸カメラ予約」からお願いします。
大腸検査までの流れ
1ご予約
一度お電話かホームページにてご予約をお願いいたします。
2診察
症状の有無と大腸の検査説明、下剤の検査を説明させていただきます。
3検査前日
大腸カメラ検査前日の夕食は消化のいい物を午後9時までに済ませてください。水やお茶、スポーツドリンクは検査直前までお飲みいただけます。常用している内服薬については、医師の指示に従ってください。
4検査当日
当院で下剤を服用される方は、水・お茶・スポーツドリンクをお持ちください。ご自宅で下剤を服用される方は、指定された時間に服用を開始し、指定された時間にご来院ください。受付完了後、検査着に着替えていただきます。
(検査4時間前から下剤をお飲みいただきます。)
車・自転車(運転)で来られた方は鎮静剤(全身麻酔)は使用できませんのでご了承のほどお願いいたします。
5検査
便の状態を確認後、検査を行います。20分~30分ほどで終了します。希望があれば、鎮静剤を使用して眠っている間に検査を受けることも可能です。
送気には炭酸ガスを使用しますので、おなかの張りや不快感を軽減できます。
6検査後
鎮静剤を使用した方は、麻酔が切れるまで約1時間、安静が必要です。
検査室から院内はベッドに寝たまま移動できますので、患者様の負担が軽減されます。
診察は、画像を見ながら、検査結果の説明をお受けいただきます。
大腸カメラの費用
検査 | 3割負担 | 1割負担 |
---|---|---|
大腸カメラ検査のみ | 6,000-7,000円ほど | 2,500円ほど |
大腸カメラ+病理検査 | 9,000-12,000円ほど | 3,000-4,000円ほど |
大腸ポリープ手術 | 2,5000-30,000円ほど | 9,000-12,000円ほど |