胃もたれ

病気以外の原因

① ストレス

消化管と脳は密着に関わっており、自律神経がその間を取り持っています。ストレスにより自律神経のバランスが崩れると、胃の運動機能や知覚機能が障害され、胃の働きが低下し、胃液の分泌も低下します。その結果、消化が遅くなり、胃に内容物が長く滞留することで胃もたれが生じます。

②加齢

加齢により、胃の機能や神経の働きが低下することで、胃もたれが生じます。

② 暴飲暴食

脂っこい揚げ物や脂身の多い肉類など、胃で消化するのに時間がかかる食べ物を食べると、胃に負担がかかります。また偏った食事や不規則な食生活や、夕食を摂ってすぐに寝るなどの生活習慣も、胃に負担をかけることになる為、胃もたれえお引き起こす原因となります。

消化器の病気が原因

• 胃がん
• 胃潰瘍
• 慢性胃炎（症候性胃炎）
• 逆流性食道炎
• 機能性ディスペプシア
• ヘリコバクターピロリ感染
• 十二指腸潰瘍

①生活習慣の改善

• 適度な運動を継続的に行う
• 十分な睡眠を取る
• 体温低下の防止

生活習慣の改善ポイントは上記3つです。
運動は胃腸の働きの活性化に効果的です。ウォーキングやストレッチ、階段を使う、一駅前の駅で降りて歩いて帰る等、生活の中に少しでも自分に合った運動を取り入れてみましょう。
胃に十分に血液が届くように体の状態を整えることが大切です。
体温低下の防止には、湯船に浸かることが効果的です。

②食生活の改善

• 食べ過ぎず、腹八分目程度に食事を抑える
• 就寝の３時間前までに食事を済ます
• 脂っぽい揚げ物や糖質を避ける
• 食物繊維を意識的に多く摂取する

食生活の改善ポイントは上記４つです。
簡単に取り組めることばかりなので、少しずつ意識的に取り組んでみましょう。