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ぎょうとく内科・内視鏡クリニックでは、大腸カメラの前に下剤を内服していただきます。腸管の中を綺麗にしてから検査を行います。スコープを入れやすくしたり、観察しやすくしたりするための大切な前処置です。
当日クリニックでお過ごしいただき、内服をしていただくか、ご自宅が近ければ、ご自宅で飲んでいただきます。どちらか選んでいただきます。
ニフレック
2Lの水に溶かして飲んでいただきます。冷やして飲むと飲みやすいです。体液への影響が少ないため、心疾患や腎疾患のある患者様にも使用可能です。
ポカリスエットのような味がします。
モビプレップ
1Lを服用した後、水500mlを摂取します。それで腸内が綺麗にならない場合はモビプレップ500mlと水250mlを追加して服用します。服用のしづらさを訴える患者様もいます。梅のような味がします。
マグコロール
ニフレックと同様、2Lの水に溶かして飲んでいただきます。冷やして飲むと飲みやすいです。スポーツドリンクのような味がします。比較的飲みやすいです!成分中のマグネシウムが吸収されるため、腎機能障害のある患者様では原則禁忌となっています。
当院では、マグコロールとモビプレップを採用しております。
下剤の飲み方
- 下剤に水を1Lの目安まで入れます。(冷たい水のほうが飲みやすい)
- 振って粉を溶かします。
- 2Lの目安まで水を入れます。
- 振って溶かします。
- 冷たいほうが飲みやすいため、冷蔵庫に入れます。
1.8L~2Lほどの液状の下剤を約1時間半から2時間程度かけてゆっくり飲んでいただきます。コップ1杯5分から7分かけて飲むと上記の時間内に飲めます。ストップウォッチを用意すると便利です!!急いで一気に飲むと、胃に負担がかかりやすいです。また、下剤を飲む前後に十分な水分を摂ることが重要ですので、水・お茶・スポーツドリンクをお勧めします。
下剤が効く時間も個人差がありますが、例えば便秘のない若い方であれば飲んで30分ほどで反応があり、2-3時間程度で大腸内がきれいになります。便秘が強い方は2L全て飲んでもトイレに1回行くか行かないか程度の効果しか表れない場合もあります。その場合には下剤を追加で飲んでいただく必要があります。腸蠕動を促すため、下剤を飲みながら歩行するなどの軽い運動を加えることも、腸にほどよい刺激を与えるのに効果的です。もし下剤の反応がなければ、早めにご来院していただき、浣腸か下剤の追加を行わせていただきます。
下剤が飲みづらい・・・
下剤が飲みづらい方は、飴を舐めながら飲む方法があります。下剤の味が苦手な場合、飴を舐めることで味が和らぎ、飲みやすくなります。次に、冷たい飲み物で下剤を割ると、味が薄まり感じにくくなるため効果的です。氷を入れた水やスポーツドリンクで割ると良いでしょう。
また、下記のような方法もおすすめです!
- ゆっくりと味わうのではなく、「ゴクゴク」と勢いよく飲む
- 苦い緑茶系のお茶をすぐに飲む
- ストローを使用する。(口の中に味が広がらないように。甘味は舌の先で感じます)
などなど、、、
当院ではラキソベロンも
内服していただきます!
- ラキソベロンは、排便促進目的です。
- コップ1杯の水に溶かして飲んでください。
- 甘いので、お水は少な目でも大丈夫です。
検査のために下剤を
飲むことも重要だが・・・
大腸カメラ検査を受ける前には、食事に気をつけることが重要です。その準備食は、検査がスムーズに行えるかどうかを大きく左右する要素です。特に、腸内をきれいにするためには、消化に良い食事を取り入れ、便通を良くすることが求められます。食事制限を適切に行うことで、検査の信頼性が高まり、正確な診断結果が得られやすくなります。