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胸のつかえ、喉の違和感

胸のつかえがあるかた、
喉の違和感があるかたへ

胸のつかえがあるかた、喉の違和感があるかたへ
  • なんかつっかえる感じがする・・・
  • 喉のつまり感がなかなか取れない・・・
  • 喉の奥に何かがへばりついているような感じがする・・・
  • 飲み込めない・・・
  • 胸が苦しい感じがする・・・

などの喉や胸の上の方の症状で受診される方が多くいらっしゃいます。

これらの症状があるかたは、何らかの疾患による可能性もあります。
自己判断で放っておかず、一度当院にご相談ください。

原因となる可能性のある疾患

食道アカラシア

食道アカラシアとは、胃と食道の境目にある括約筋という筋肉が緩むことができずに、食べ物が食道にあまってしまい、胃の中に入っていかなくなる病気です。

食道裂孔ヘルニア

食道裂孔ヘルニア自体ではほとんど無症状だが、胃食道逆流症を合併すると、胸やけや前胸部痛を訴える場合があります。

食道裂孔ヘルニア

胃食道逆流症

最もよくみられる疾患が逆流性食道炎です。
胃酸が食道に上がってくることで食道に炎症を起こし、それによってさまざまな症状が起こります。
食道裂孔ヘルニアがあると症状を起こしやすいことがあります。

逆流性食道炎

食道カンジダ・カンジダ性食道炎

カンジダとはカビの一種で、通常人体の皮膚などに生息しているものです。様々な理由で免疫力が低下してしまった時に食道の粘膜に多量に増殖して症状を出すことが有ります。
軽微なものは喉のつまり感、しみる程度ですが、重症のものは嚥下時の痛み、嚥下不能などの症状となる事もあります。

好酸球性食道炎

好酸球というのは、アレルギーに関係している白血球の一種です。その好酸球が食道に集まって、慢性的な炎症を起こす疾患です。食道に炎症を起こすことで、逆流性食道炎と同じ症状がでます。
喉のつまり感や飲み込んだ時の痛み、胸やけ、胸痛などの様々な症状が出ます。
気管支喘息やアトピー性皮膚炎などを持っている30歳から50歳くらいの男性が起こりやすいとされています。

好酸球性食道炎

食道がん

症状がない事もありますが、症状があるものは命に関わるので早期に対応が必要です。
症状がある場合にすぐに検査をしないと危ないというわけではないですが、内服治療などで症状の改善が乏しい方は胃カメラの実施が望ましいと考えます。

食道がん

食道憩室

食道憩室とは、食道の壁の一部がポケット状にそとにせり出したものです。
症状がないことが多いですが、飲み込みにくさ、嘔気・嘔吐などの症状を自覚することがあります。基本的に治療の必要はありません

扁桃腺炎

扁桃炎は扁桃上の常在菌が活動して炎症を起こす病気です。
扁桃炎の症状は、のどの痛み、発熱、あごの下や頚部のリンパ節の腫れなどですが、耳や側頭部に痛みが放散することもあります。扁桃腺の周りに膿(うみ)がたまる扁桃周囲膿瘍(のうよう)になったりします。これがさらにひどくなると息がしにくくなり、緊急に手術をしないといけないことがあります。

心疾患

食道の疾患以外にも心臓の病気で食道の症状が出ることがあります。
問診をよく効くことで疑う事はできますが、念頭に置いておかないと見逃す可能性もあります。心電図や心エコー、ホルター心電図などの検査を行います。
当院では心電図のみ検査可能です。

胸のつかえ、喉の違和感の検査

  • 胃カメラ
  • 超音波検査(当院では院長による、熟練の超音波検査技師による腹部超音波検査を実施できます。肝臓・胆嚢・膵臓の検査として、実施しております。)
  • 採血(膵臓や腫瘍マーカーなどチェックができます)
  • 心電図
    (心臓の病気を疑う場合は、上記の検査を検討することもあります。
    総合病院の循環器に紹介するケースもあります。)

胸のつかえ、喉の違和感の対処法

対処法該当の疾患ごとに治療方法が異なります。
喉のつかえ感・違和感などで検査を実施しても異常のないケースはあります。
そのような際は処方をして効果を見ることで間接的に診断をすることがあります。
「食道炎の治療をして効いたので食道炎ですね」といった具合です。「診断的治療」と言います。消化器領域で多くみられる機能性疾患ではこの診断的治療をよく用います。

まずは一度診察をしてみましょう。

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